柏の髪質改善専門美容師《TAMIO》が縮毛矯正で髪のダメージを最小限に抑える方法

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

TAMIO
TAMIO

自称、髪質改善専門美容師です。

というのも別にそういった資格があるわけでもないので自称になってしまいます。

今回はタイトル通り「縮毛矯正において髪のダメージを最小限に抑える」がテーマ。

僕が普段やってる縮毛矯正での施術中に気をつけてることをお伝えしたいと思います。

あずき♂
あずき♂

ちなみに俺は実家にいる猫「あずき」だ。よろしく頼む。


1. 縮毛矯正で髪が傷む原因とは?

そもそも縮毛矯正とは、「薬剤と熱の力で髪の内部構造を変える施術」を意味します。

そのため非常にダメージが大きく、髪の体力は大幅に減少します。

関連記事はこちら

特に以下の点に注意が必要です。

  • 髪に合わない薬剤の使用:髪質に合わない薬剤を使うと、必要以上に髪が傷みます。
  • 髪に合わない温度のアイロン施術:過度な熱処理は髪のタンパク質を壊し、パサつきや切れ毛の原因に。
  • 適切な水分量:薬剤と熱のパワーを最大限生かすためには、水分と熱の関係性は非常に大事です。
  • 適切な水分量2剤による酸化不足酸化エラー:再結合させるための2剤のパワーが強すぎたり、酸化が甘いことで髪が傷んでしまいます。

これ以外にも意識するポイントはたくさんありますが、基本的に「薬剤と熱と水分」が一番重要になると考えています。

TAMIO
TAMIO

縮毛矯正は本当に化学ですね。

あずき♂
あずき♂

わかるように頼む


まずは髪に合わせた薬剤の使用が大事

傷む原因がわかれば傷ませない方法は簡単、それらダメージの原因に気をつければいいのです。

とはいっても、いざやろうとすると難しいのがお約束。

まずは髪の状態を確認します。過去のダメージの履歴を見定める必要があるためです。

そして髪の質を見ます。「太さ・硬さ・癖の種類・癖の強さ」これにダメージ履歴を合わせて考えることで、どこにどの薬剤を効かせたいかの予測ができます。

あくまで予測なのは、実際にやってみないとわからないからです。

薬にはたくさんの種類があり、成分によって髪質との相性が違ってきます。

例えば太い髪と細い髪では髪の体力も違ければ癖の構造も違うので、同じ薬剤でも反応が変わってしまうのもの。

あくま薬のスペックでどの薬がダメだとか、そういったものは余程のことでない限りはありませんと言っておきます。あくまで使い手側の知識と経験が大事です。

そういった薬剤のコントロールを適正に行うことができれば、髪にとって最低限の負荷に抑えることができるようになります。


適切な水分と熱量を考えて施術する

温度=熱量と水分の関係性はかなり重要です。

縮毛矯正はアイロンによる髪の水分を飛ばす過程で髪の中の形をずらします

この時の水分が「薬剤の種類と髪の状態」によっては多くてもダメ。少なすぎてもダメ。その時々で変わってくるのです。

そして熱量も。基本的にベースとなる温度設定はあれど髪のダメージ(主に毛先)によっては低めにすることもあります。

薬剤である程度下ごしらえができたら、形をつくるというイメージですね。陶器でいうと焼き入れの段階でしょうか。

この水分と熱のバランスに明確な答えはないと思いますが、経験からくるものが大きいでしょう。


酸化エラーをおこさないように注意

最後に2剤の関係ですが、ここまで来ればもう完成間近です。

2剤にも濃度というものがあります。基本的に縮毛矯正の2剤濃度は1.5%です。

それ以上強いと痛みやすいし、少なくてもかかりが悪くなります。

そして2剤にも主に過酸化水素とブロム酸という2種類が存在し、それぞれで反応速度や放置時間などが全然違うのです。

ただ、僕は基本的に過酸化水素だけで事足りるのでブロム酸は使ってはいませんが。

最後の形成作業で意識することは「酸化エラー」を防ぐこと。そしてどれだけ残留物を中和しすることができるかが鍵です。

そのため2剤にトリートメントを混ぜたり、後付けで使うこともあります。


前処理・中間処理・後処理・トリートメントでダメージ予防

矯正のポイントとして外せないのがトリートメントの存在です。

やらなくてもいいかどうかで言えばやるべきだと僕は考えています。

事実、矯正はかなり傷みをともなう施術であることに間違いはないからです。

僕が主に使っているトリートメントはケラチンをベースに酸熱成分やCMCといった疏水物からなる髪の補強剤と、ヘマチンやキレート剤を使った中和・デトックス剤の2個の考え方で行います

関連記事はこちら

いらないものをなるべく取り除き、欲しいものをより効かせるといったイメージです。

これによって最大限のパフォーマンスが可能になると考えています^^


本日のまとめ

以上が僕が意識している「縮毛矯正で髪のダメージを最小限に抑える方法」です。

とはいってもそれでもダメージが0になることはありません。

傷ませたくないならそもそもやらないことです。w

ただ、縮毛矯正をやることで見た目は美しく生まれ変わります♪

その辺をよく考えてみて施術にのぞまれてみてはいかがでしょうか?

TAMIO
TAMIO

これが僕の考える「縮毛矯正で髪のダメージを最小限に抑える方法」です!

あずき♂
あずき♂

次回は縮毛矯正後のホームケアについて教えてくれよな。


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 66FB9188-8D79-4258-88B3-32D3B773EF19-1024x576.jpeg

現役美容師が選ぶヘアケアアイテムが手に入るオンラインショップ

KAMINOTAMENI

【ホームケアから始める美髪活動】をコンセプトに

髪のお悩み別にセレクトしたプロ専用アイテムで

普段のケアからみなさんの美髪活動を応援します。

フリーランス美容師・TAMIOこと

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

最新記事はこちら

タイトルとURLをコピーしました