40〜50代女性の髪がうねってパサつく悩みの原因「エイジング毛」の対処法は?

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

40代や50代女性の髪のお悩みでよくあるのが

髪が細くなってパサつくとか、うねりが気になり始めたとか

今ままで全く気にしていなかったのに急に髪の毛が言うことを聞かなくなってきた

そんなお悩みが多いように感じます。

もちろん白髪の悩みや、薄くなってきたなどのお悩みもありますが

今回は「パサつき」と「うねり」にフォーカスを当ててお話しできればと思います。


そのお悩みは先天的なものか後天的なものか?

まず前提として、今感じる髪の毛のお悩みはいつから感じ始めたか?ここが肝心です。

20代などの若い時代から感じているのであればそれは先天的なお悩みになるでしょう。

生まれ持った時からある「遺伝的な悩み」になるはずです。

先天的に乾燥毛になりやすい方や癖毛といった髪質の方です。

しかし髪の毛の悩みが40代前後から感じ始めたという方であれば

後天的な悩み」になります。

皆さんはどうでしょうか?これをご覧いただいている40代以降の方で

中には後天的に悩み始めた方もいるのではないでしょうか?

そういった方はほぼ100%の確率で「エイジング毛」になった方です。

エイジング毛は誰しもが経験する髪の変化になります。

その原因をしっかり知っておくことで、どういった対処が必要になるか

そのお悩みに対しての改善策が導き出せるはずです。


そもそもエイジング毛とは何か?

エイジング毛は髪の老化現象になります。

髪の毛は体から生えていますが生きているわけではありません。

髪は体の老廃物です。外的要因から頭皮を守るために生えてきた死滅細胞になります。

そんな髪の毛がエイジング化するのは、体が老化してきたからに他なりません。

肌が乾燥してきたと感じれば髪も乾燥してきます。

シワが出てきたと感じれば髪もうねり始めます。

体のコンディションと髪はイコールの関係性なのだと覚えておいてください。


エイジング毛の特徴

エイジング毛の特徴としてはいくつか挙げられます。

・後天的に髪が乾燥してきた。

・後天的に髪がうねり始めた。

・後天的に髪が細くなり始めた。

・後天的に髪が軋み始めた。

主にこういったお悩みになるはずです。

これをよくダメージし始めたと勘違いしてしまう方もいますが

エイジング毛とダメージ毛は似ているようで少し違います。

ただどちらも髪の毛に中の栄養がなくなっている状態

言うなれば骨粗相症みたいな状態に近いので

対応策はほぼ同じであると考えます。


エイジング毛に必要な成分は?

エイジング化した髪は「水分が減少してきている状態」です。

お肌を想像していただければ分かりやすいかと思います。

お肌も歳をとると乾燥してきますが、あれも肌の水分量が減ってきているからです。

髪の水分量が減ってきた要因は髪の毛のタンパク質と脂質が減少してきているから。

お肌の場合は化粧水・乳液・美容液・パック・サプリなど

肌の水分量を減らさない方法が挙げられますが、髪の毛の場合は何が必要になるか。

それはこのブログでも散々出てきている成分。

ケラチンタンパク質が必要不可欠になります。

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髪の毛の80%を占めるこのケラチンは髪に一番大事な成分です。

カラーやパーマ・縮毛矯正などの薬剤ダメージで失われる成分がケラチン。

エイジング毛もまたこのケラチンの減少によって髪が脆くなっている髪の毛です。

ケラチンが失われた髪は同時に脂質も失われています。

これは減量中のボクサーやボディビルダーに近いですが

体を絞るためにカロリー摂取をやめると肌が一気にカサつきます。

脂質はタンパク質とくっついているからです。イメージはお肉の赤身と脂ですね。

この髪の毛の脂質をCMC(Cell Membrane Complex)と言い

ケラチン同士を繋ぎ合わせたり、薬剤の通り道になっている骨格になります。

このケラチンとCMCはどっちかが失われると言うことはなく

どっちも一緒に失われるセットになった成分と考えて良いでしょう。

エイジング毛はこの2つが減少することで起こる事象です。


エイジング毛の対処法は?

エイジング化した髪の対策はケラチンタンパク質とCMCの補充が必要不可欠です。

まずは美容室でやるサロンケアで髪の内部にしっかりと入れ込み

ホームケアでも流出を防ぐためのシャンプー・トリートメントを使うこと。

これはマストでやるべき対応だと考えます。


サロンケアの場合

サロンケアの場合、活性ケラチンと言われる擬似ケラチンを毛髪内に入れ込みます

この活性ケラチンを更に強固にするために酸性トリートメントやヘマチンなどの

ケラチンとくっついてくれる成分も同時に入れてあげることで髪の毛の強度を増します

髪の毛の強度が上がるとハリコシが出て髪に「しなり」が生まれるのです。

そのうえでCMC成分であるセラミドやヒアルロン酸などの有用成分を入れて

髪の手触りを良くし、潤いを艶を出すこと。

ここまでの処方で人によっては髪のうねりが改善される人もいます。

活性ケラチンを使ったトリートメントの実験「左:ブリーチ矯正」「右:ケラチン処方」

ホームケアの場合

ホームケアでもやはりケラチン系のシャントリやヘマチン系のシャントリなどが非常に効果的です。

特にヘマチン系のシャントリは抗酸化作用があるので頭皮にもおすすめ

非常に優れた効果を発揮してくれます。


栄養成分を入れてもまとまらない場合

それらでも髪の癖による広がりが抑えられない場合があります。

それは先天的にも癖が元々ある髪だからでしょう。

エイジング化したことでより顕著に目立ち始めた髪のうねりです。

この場合の対処法は「縮毛矯正」になります。もちろんトリートメントも同時にやりながらです。

先天的うねりはトリートメントのみでは対応できません

髪の整形である縮毛矯正で骨格ごと帰る手術が必要だと考えます。

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エイジング毛は誰でも起こり得るもの

エイジング毛は必ず起こります。老化現象ですから元から治すことはできません

ですが悲観的にならず、必要な対処をすることで綺麗に見せることができます

また、なるべくエイジングの進行を遅らせることも可能だと考えます。

なぜなら体から生えてきている物だから。

食生活や生活習慣の見直しで体の体質が変われば自ずと髪も変わります。

どう向き合い、どう対処していくか。

大人女性はエイジングとうまく付き合っていく必要があります。

お悩みの方は一度ご相談ください^^

一緒に綺麗な髪の毛にしていきましょう。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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