そもそも縮毛矯正ってなんで痛むのか?

こんにちは。千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です。

最近、縮毛矯正で髪の毛を綺麗にしましょうという

一種のムーブメントが起きていますよね。自分もその類の人間なんですが、、、

今回はよくある質問の一つ、「縮毛矯正は痛むのか?」という疑問について。

結論を先に申し上げますと、


絶対に痛みます。

縮毛矯正は髪の整形手術なので、絶対に負担があるんです。

しかし、限りなくダメージを抑えることは可能です。

今回はそんな縮毛矯正をめちゃくちゃ噛み砕いて説明します。


そもそも矯正とは?

縮毛矯正は癖を伸ばす技術のことなのは皆さんご存知かと思います。

ではどうやって伸ばしているのか。


髪の毛には分かりやすくいうと「関節」的なものがあります

この関節を=SS結合なんて言いますが、ここでは関節と言っていきましょう。

この関節を、1剤を使って外します。1剤は言うなれば「剥離剤」ですね。

結合がある状態
結合を外した状態

で、外した関節だるんだるん状態の髪をアイロン(熱)でビシッと伸ばします。

言うなればギブスで固定するイメージですね。

そこから隣り合わせになった外した関節同士を2剤=「接着剤」で

またくっつけちゃいます。

アイロンで熱を入れて形を整える
2液をつけて再結合して完成


縮毛矯正の完成です。
分かりやすい。

こちらで詳しく解説しています

ちなみに今のは一般的な「アルカリ矯正」の話で

他にも「酸性ストレート」とかありますがここではあえて省きます。

こんなイメージで癖毛を伸ばして真っ直ぐにするんですね。


なんで痛むの?

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髪質改善ストレート

では、なぜ矯正は痛むのかというところですが

上記で説明した工程全てにダメージの要素が隠れているからです。

  1. 関節を外すときの剥離剤が強すぎ、または長く置きすぎて痛む。
  2. アイロンの温度が高すぎて火傷する。
  3. アイロンで髪を強く潰してしまって、お煎餅みたくなってしまう。
  4. 関節だるんだるんなのに、無理に引っ張って修復不可能になる。
  5. 無理やりクシ通して髪の毛のウロコ=キューティクルが剥がれる。
  6. 接着剤を長く付けすぎて、かえって痛む。

他にもありますが、大雑把に例えるとこんな感じですか。

ではどうやったら痛まないのか?

簡単な話。

↑これらに気をつければいい。

もちろん髪の状態に合わせて。

今の薬剤や技術は先人たちの努力で素晴らしく良くなっています。

経験豊富な美容師なら限りなくダメージを抑えてストレートにできます。


ブリーチしててもかけられる?

画像
上・通常カラー 下・ブリーチカラー の矯正後の違い

これに関してですが、結論。

できる人はできる

こちらからご覧いただけます。

お客様=髪の体力があれば可能。

美容師=できるスキルがあれば可能。

この2つが合わされば可能です。

一番肝心なのは「美容師さんができるかどうか?」です。

できると聞いてやってみたらチリチリになりました。

なんて結末は悲しいので、そこは美容師さんに相談してみて

できる人なのかどうか確認するのが良いでしょう。


矯正はどんな人におすすめ?

画像
ショート専用ストレート

癖がある人全般におすすめですが、自分は

ショートで癖のある人」こそやってほしいです。

ロングは最悪結ぶことができるし、重さで癖を誤魔化ごまかせるけど

ショートは無防備です。

癖のせいで素敵なショートにできない。

そんなお悩みをできるかぎり解決したいです。

こちらからご覧いただけます。

まとめ

ざっくりでしたが縮毛矯正のイメージは大体つきましたか?

基本的には一度かければ、とれるものではないので

下手にトリートメントするより効果的にツヤとまとまりが生まれます。

ご興味のある方はぜひやってみてくださいね。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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