ブリーチ毛に矯正は可能か?

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

ブリーチと縮毛矯正は一緒にやっちゃダメ!

と、よく言われてきました。

全くもってその通りでございます。

ですが最近ではブリーチ毛でも縮毛矯正をしているのを良く見かけます。

絶対にできないというわけじゃないんです。

なので今回は実際にやってみた「ブリーチ毛の縮毛矯正」について。

写真を踏まえて見ていきましょう。


ブリーチ履歴のあるお客様・ケース1

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ビフォア

ビフォア・濡れてる時の状態。

切れ毛が多く、ハイダメージでブリーチによる複雑な履歴が気になるお客様。

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アフター(カット+カラー+矯正)

アフター・ドライ仕上げの状態。スタイリング剤未使用。

毛先が内に入るようにアイロンコントロール。

ある程度カットしているのでまとまりは非常に良い状態。


ブリーチ履歴のあるお客様・ケース2

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ビフォア

ビフォア・濡れてる時の状態。

ダメージが強く、濡れるとゴムのように伸びてしまう手前の状態。

この状態がギリギリ矯正ができる範囲。

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アフター(矯正のみ)

アフター・カットなし。

ドライのみ、スタイリング剤未使用。

ブリーチ毛のぎりぎりの範囲。

毛先の毛羽立ちや切れ毛感は多少否めないものの、かなりまとまった状態。


と、このように

実際にブリーチ毛でも矯正はかけられないことはありません。

ただ、インスタでみるブリーチだけど「ツルツル」の状態は

理論上、不可能に近いと思っています。

かなり神がかった矯正師さんならできるかもですが。。。


ちなみによく見るツルンツルンな仕上がりについて。

基本的にはブリーチ=艶は自然に出すことはできません。

これは髪の中の脂質やらなんやらが抜けてしまい、

かつキューティクルがボロボロになるブリーチにおいて、

その上から矯正をしたからといってツルンツルンのツヤがでると言うこと基本的にはないです。

仮にその仕上がりに持っていくには髪の毛に「疏水物」といった

髪の毛の強度などを高める成分を入れて穴埋めしてあげることと

擬似キューティクルや表面コーティングの施す必要があります。

大前提として「ブリーチの時点で髪が強い状態であること」が大事だと思います。

更に補足で、白い物はツヤが出ません。ツヤが出るのは黒です。光の反射なので。

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まとめると

疏水物で髪の強度を高めている。

表面コーティング等の処理をしている。

脱水アイロン(アイロン仕上げ)してる。

ほぼこの可能性が高いです。

縮毛矯正とブリーチはどっちも髪への負担が大きくなりがちなメニューです。

上手にできればダメージは少ないですが、かといってリスクはあります。

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まとめ

ブリーチでも矯正は可能です。

しかしあくまで髪の「体力」が残っていればです。なければ無理です。ごめんなさい。

適切な薬剤コントロールと熱処理が難しい施術のため、リスクは必ずある施術になります。

その辺はやはり信頼のおける美容師さんにお願いするのが一番でしょう。

では。


フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

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TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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