酸性ストレートとアルカリ矯正の違い

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

今回は「酸性矯正」と「アルカリ矯正」の違いについて。

過去の投稿でも軽くお話ししていますが改めて解説していきたいと思います。

みなさんの参考になれば幸いです^^


アルカリ矯正とは

よくある縮毛矯正は「アルカリ性」になります。

カラー・パーマも基本的にはアルカリ性です。

このアルカリ剤は髪の毛を広げて柔らかくする「軟化膨潤」作用があります。

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髪の毛のキューティクルは硬く、内部のアミノ酸やら

メラニンなんかを流出しないようにしっかりと硬くと閉じています。

このままだと髪の毛の内部にある「癖の結合」は切れません

そのため、アルカリの力を使いキューティクルを「膨潤=広げる」ことにより

髪内部に薬が浸透する手助けをするわけです。

しかしその際に髪の毛には大きな負担がかかります。

柔らかくなりすぎることで髪が溶け出すのです。

この溶解が強すぎると、ダメージ毛や髪の強度が低いエイジング毛などの場合

チリチリになったりとかなりの危険性が出てくることは想像できると思います。

酸性矯正とは

酸性矯正の場合、この「軟化膨潤」が起きません。

反対に引き締めて硬くなる「硬化収斂」反応が起きます。

髪の毛が脆くなってしまっている場合、この収斂反応が髪の毛のハリコシを保ってくれます。

しかし先ほど前述した内容で考えるならば、なぜ酸性の矯正は癖を切ることができるのか?

それは酸性矯正が「ダメージなどで傷んでいる髪にしか効かない」からです。

元々傷んでる髪はキューティクルが薄いため軟化膨潤をする必要性はありません。

そのため癖を切るための成分が入りやすくなっており軟化膨潤する必要がないわけです。

酸性ストレートは「ダメージ特化型ストレート」と認識して良いでしょう。

ただし、間違ってはいけないのが痛まない訳ではありません。

癖を切る力はある訳ですから髪の毛に負担はかけますし

熱操作によるダメージはアルカリ共に存在します。

ダメージ毛特化だからといってなんでもできるという訳ではなく

アルカリで攻めるよりかはリスクが低い程度の認識で考えるべきだと僕は思います。


アルカリ・酸性どちらも一長一短

結論から言えば髪の状態に合わせてアルカリか酸性かを使い分けることが大切。

くどいようですがどちらも髪の毛にダメージはあります。

酸性=傷まないわけではありません。

大事なことは癖が伸びること、そして痛みが少ないこと。

基本的にアルカリでほとんどの髪は対応できますし、

髪のダメージが少なかったり、太かったりする場合はアルカリの方がおすすめです。

髪が傷んでいる、または細い方は一度ご相談ください。

髪にあったベストな診断をいたします。

皆さんの人生に艶のあるを毎日を。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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