一般的な髪質改善=酸熱トリートメントについて

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

僕は主に縮毛矯正や髪質改善をメインにやっているのですが

髪質改善といえば、代表的なのは「酸熱トリートメント」です。

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも実際に酸熱トリートメントと言われても良く分からないですよね。

酸?熱?なんか痛みそうじゃないですか?

今回はそんな酸熱トリートメントが実際にどんな効果があるのか

簡単に解説してみたいと思います^^


酸熱トリートメントってなんだろう?

まず髪質改善について。

以前のブログでも説明していますが僕の中では3種類あります。

・縮毛矯正

・酸熱変性

・質感補正

主にこの3つが僕の考える髪質改善。

で酸熱トリートメントはその中の酸熱変性にあたります。

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酸熱トリートメントとは何かというと

髪の毛の中のダメージホールという「薬剤ダメージによって生まれた空洞」に

架橋作用(穴を埋める作用)のある疏水物そすいぶつを入れ込みます。

この疏水物というのが「酸性」のphを持っています。

「レブリン酸」「グリオキシル酸」「ジカルボン酸」「ジマレイン酸」

いろんな種類がありますが、どれも同じ意味で架橋作用がある物です。

この疏水物、ただ髪の中に入れ込むだけでも効果はありますが

それだけだと本来の力は発揮されません。

大事なことは「熱処理」を加えること。これが重要になってきます。

熱を加えることで、この疏水物は髪の毛に残っている水分と入れ替わります。

水分が抜けた髪の毛の中で結合し、ダメージホールを固定。

さらにハリコシを出し、酸の効果でキューティクルを引き締め

艶のあるしなやかな髪にしてくれます。

酸の力と熱の力を使うので「酸熱変性=酸熱トリートメント」なのです。


やる時の注意点

ここで注意点が2つあります。

まず1つ目がダメージホールがあるかないかということ。

つまり痛んでないのにやっても意味がないということです。

これは酸熱に限らずですが、例えば癖の広がりとダメージの広がりを勘違いしてしまい

ダメージだと思ってかけてしまうケースがたまにあります。

これは全く意味がありません。その場合はむしろ縮毛矯正がメインになるでしょう。

そしてもう一つが「やりすぎ注意」ということ。

phが2~3の酸は髪を過収斂かしゅうれん(引き締めすぎること)させてしまいギシギシになります。

髪の等電点(一番負担がない値)はph4.5になりますから

毎回やっているとかなり強く引き締まってしまうでしょう。

また繰り返しかけることで熱処理を加え過ぎてしまいかえって痛むケースも。

なので酸熱トリートメントをやる際は注意が必要です。


任せる美容師さんのスキルが大切

酸熱トリートメントをやる際は髪の状態やその日の施術内容に合わせた

プロセスやphで行うことが大切です。

カラー施術の場合は薬剤に混ぜるやり方も有りです。

また最近流行っている「アルカリ酸熱」というものもあります。

これは本来の酸熱のデメリットである過収斂を起こしずらいのと

髪の毛を多少膨潤させることで髪の中に水分を入れ込むこともできます。

さてこんなところでしょうか?

難しく思われるかも知れませんが要は

信頼できる美容師さんにお願いすることですね。

髪の状態を一番理解してくれてる人が一番わかってますから。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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