パーマを巻くか悩んでる方！パーマとコテ巻きの仕上がりの違いについて

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

みなさんも一度は考えたことがあるであろうパーマ。

正式名称パーマネント・ウェーブといいまして直訳すると「半永久的な波」です。

パーマは一度かければそのウェーブは基本的には持続します。

なので「パーマネント・ウェーブ」という名前なのだそうです。

しかし、最近ではコテという素晴らしいアイテムがあるため

実際にパーマをやってる層はだいぶ減ってきてはいます。

パーマをかけてみようか、それともコテでスタイリングする方がいいのか

選択肢が増えたことでメリット・デメリットがわからない方も多いと思います。

今回はそんなパーマがいいのか、はたまたコテ巻きがいいのか

その辺を自分のい独断と偏見で解説していきたいと思います。

そもそもパーマとコテ巻きの違いについて

実際、パーマとコテ巻きは何が違うのか？という話です。

SS結合

2個の硫黄原子（S）どうしの結合のことで、ジスルフィド結合ともいう．化学的な還元、酸化反応によって比較的容易に切断、結合させることができ、この反応は毛髪ケラチン中のSS結合を還元剤によって切断し、毛髪を好みの形に変化させた後、その形を保持するために酸化剤で切断した結合をもとの状態に戻すことが可能であり、パーマネント・ウェーブを形成させるのに必要な毛髪ケラチン中の結合である．

日本化粧品技術者界様・引用

水素結合

水素原子を介した2原子の結合のこと．水素原子は1価であり、ほかの原子XとはX-Hという結合のみが可能である．しかし、そこに電気陰性度（電子を引きつける力）が高い原子Yが近づくと、水素原子はあたかも2価（二つの原子と結合できる）であるかのようにふるまう．

日本化粧品技術者界様・引用

なんのこっちゃって感じですが

要は、「パーマは半永久的。コテ巻きは一時的。」ということです。

実際にパーマをかけてみるとこんな感じ

実際にパーマをかけてみた例として

パーマは濡れてるとこれくらいウェーブが出ます。

これがSS結合に働きかけた状態で、基本的には持続するウェーブです。

乾かすとこれくらいウェーブが収まります。

これは乾いたからというより

乾かす段階でウェーブを伸ばしてしまうからです。

なので自然乾燥させるとウェーブは強いまま乾くことが可能になります。

パーマはここを踏まえた上でかけないといけません。

また、パーマは巻く時は髪の毛が濡れてる状態で綺麗にとかして巻きます。

しかし乾いてる時というのは髪の毛の出方は濡れてる時と異なりますから

実際乾かすとウェーブが散ってしまいます。

なので必ずスタイリングが必要になるわけです。

コテ巻きは綺麗なカール感が出ます

パーマとは逆でコテは乾いてる状態で巻いていきます。

そのため癖の影響を受けずらく、また乾かす工程もないので

毛先が散ってしまうことはありません。

熱を加えているため艶感も出ます。

なのでクオリティーとしてはコテ巻きの方がウェーブが綺麗なのは否めません。

しかし、あくまで水素結合という熱で形を一時的に作っているだけなので

水分が含まれるとダレてしまうのが弱点です。

まとめ

結論から言えば

【パーマに向いてる人】普段から癖っぽくウェーブを出したい人向け。（スタイリング必須）

【コテ巻きに向いてる人】コテはその日だけでいいから綺麗なカールを出したい人向け。

というイメージになります。

なので自分に合ったライフスタイルで選ぶべきです。

個人的には矯正して綺麗にてコテ巻きが一番好きです。艶がでるし、綺麗なので。

自分にはどっちが合うのかわからない。

そんな方はぜひ担当の美容師さんにご相談ください。

では。

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