ブリーチなし透明感カラーって何?

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です。

最近よく「ブリーチなし透明感カラー」なんて銘打ってるメニューを見ますが

みなさんはご存知でしょうか?

そもそも透明感というのも曖昧な表現ですよね?

今回はそんなインスタなんかで見る「ブリーチなしで透明感カラー」について

包み隠さずお伝えします。

もしかしたら残念に感じることもあるかも。心の準備はよろしいでしょうか?

では早速行ってみましょう。


その1.下地の明るさによって透明感が変わる。

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例えばこういう色で「ブリーチなし透明感カラー」みたいな写真よくみませんか?

で、、、

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仮に、現時点でこの位暗かったとした場合

結論から言いますと「できません」です。

どういうカラクリなのかというと

透明感=下地の色(地毛・またはカラー抜けした髪色)で決まります。

なので、仮に下地の色が暗い場合(例えば8レベルとか)

頑張っても透明感はさほど生まれないでしょう。

逆に下地のトーン(明るさ)が12レベル以上の場合


透明感カラーは1度のカラーで可能な範囲になります。


その2.元々明るいベースできた場合。

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先ほどお話しした12レベル以上。

大体この位のトーンだとご認識ください。


この位ならグレージュは難しいかもしれませんが透明感は出るかと思います。

つまり、ブリーチで明るくして色を入れるダブルカラーと理屈は同じ

明るいベースだから透明感が出ます。

ただし、髪質において細毛・赤や茶色のメラニンが少ない髪質はこの限りではありません


学生さんで初めてカラーする場合、基本的には地毛=黒のお客様がほとんどかと思います。

そのケースだと残念ながら、透明感は1度のカラー施術では不可能に近いです。

ではよく見る「ブリーチなし透明感カラー」の正体は何か?


ブリーチなし透明感カラー・その答えは?



「元々ベースが明るい髪」または「2度カラー施術をしている」になります。

後者の場合、もはやダブルカラーと言えなくありません。


カラーの理論は「1度メラニンを破壊し、明るくなった下地に色素を入れる」工程になります。

この「1度メラニンを破壊する」髪の毛が「黒、ないしは暗め」の場合

●明るい下地にすると色味は薄まりただ明るい髪色になる。

●色味を優先すると下地が明るくならず透明感は出ない。

のこの2パターンに落ち着く可能性が高いのです。

詳しくはこちら↓

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だから2回染めてしまうことでこの問題を解決してしまいます。

間違ってはないけど、なんかねって感じですよね。

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この髪色は下地のトーンが12レベル位で、元々赤いメラニン色素が少ない方。

アッシュやマッド(青や緑)でさらにメラニンを削っての色味になります。

透明感ありますよね。


自分の髪色が今どれくらいの明るさなのか。そして1度のカラーで可能なのか。

わからない方が多いでしょうから必ず美容師さんにご相談ください。

ではまた。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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