知らないと損する?トリートメントのやる意味と必要な成分

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

いきなりですが髪の毛はやっぱり、ツヤツヤでサラサラが良いですよね。

そのために皆さんは何をされてますか^^?

最も簡単なメニューの代表格といえばやはりトリートメントが挙げられるのではないでしょうか?

ですがどうでしょう?

美容室でトリートメントしても良くならなかったりする事はありませんか?

3000円位プラスしてるのに髪の毛がサラサラにならないのはなぜなのか?

今回はそんなトリートメントについて僕なりの解説をしていきます。


トリートメントはした方がいいのか?

髪の毛は言うなれば消耗品です。

傷んでしまえばそれっきり。

自己再生はできないですし、元に戻ることはありません

では美容室でトリートメントはやらなくていいのか?

と言われると答えはNOでございます。

やった方がいい


ただし傷んでる人ね。またはこれから痛ませますよって人、今日カラーしますとか。

トリートメントにもたくさん種類があります。

美容室ごとに違うし、何がいいんだろう?って悩みますよね。

中に栄養を入れていきます系のサプリ型。

中のいらないもの取っていきます系のデトックス型。色々です。

で、これは持論ですが

そもそもパッケージとして完成されてるトリートメントじゃ

本当の意味でトリートメントになっていない!と思ってます。

どう言うことかというと

風邪引いたのに、タミフル飲んでも意味がない」し

インフルエンザなのにコロナの予防接種は意味がない」ですよね?

パッケージとしてできてるトリートメントは

本当にその人の髪に適していますか?ってことです。


トリートメントは髪の容積と、痛みの原因によって変わる。

例えばこれなんて超ハイダメージ毛に特殊な成分つけ置きした実験結果ですが

これを大してダメージない人にしても意味なくはないけど、勿体無いんです。

容積が100でMAXな状態が健康な髪だとして
あなたの髪の状態が80だったとします。
+50のトリートメントを入れたとしましょう。
そしたら+30は余りますね。これは果たして適切なのか?
ってことです。

さらに深掘りすると「薬剤ダメージ」と「熱ダメージ」は違うし「物理ダメージ」も違います。

もっともっと言うと薬剤ダメージもカラー・矯正・ブリーチでは違うわけですね。

全てを完璧に網羅はできないし、適切な処置も完璧には無理です。

科学者ではないし、顕微鏡で見てるわけでもない。

ただ、パッケージのトリートメントでは全員を対応はできないよってこと。

だから色んなメーカーやさまざまな成分を組み合わせて使うことが大事だと考えていて

これは料理に近いのですが塩・胡椒・砂糖・味噌とかの1つ1つを髪に合わせて調理するのが

いわゆるオーダーメイドトリートメントだと思います。

僕のメニューにトリートメントが絶対ついてる理由も

何かをやったら絶対痛むから、その状態に適切な成分を補っていくためです。

これが本当のダメージケアだと思うよ。

参考までにこちらも。髪質改善についてです。


何が髪にいい成分なのか?

トリートメントの成分として、何が髪にいいのかってことですが。

これに関しては沢山ありますが一番重要だと考えてるのが「ケラチン」です。

ケラチン(独、英: Keratin)とは、細胞骨格を構成するタンパク質の一つ。 細胞骨格には太い方から順に、微小管、中間径フィラメント、アクチンフィラメントと3種類あるが、このうち、上皮細胞の中間径フィラメントを構成するタンパク質がケラチンである。

ウィキペディア参照

よく分からないですよね。

超簡単に言うとズバリ「髪の毛の主成分だよ!」ってことです。

あくまで薬剤ダメージに関しての話ですが、大体の薬剤はケラチンを流出しちゃいます。

なので髪の毛が痛んでしまいがちなわけです。主成分なので。

で、トリートメントするなら基本的にはこのケラチンが必要だと思ってます。

特に活性ケラチンと呼ばれているものが効果的です。

髪の毛の中のSS結合にガチッとハマるイメージ。抜けづらいし、髪の強度も増します。

ブリーチ剤に混ぜた際にやる前よりも髪の毛が強くなったなんて研究データもあります。

薬剤ダメージならケラチンは必須なのです。

あとよく言われるのがCMCと呼ばれているもの。

キューティクル(毛小皮)ばかりでなく、毛皮質(コルテックス)にも認められる複合体で、二つのβ層とその間のδ層からなる3層構造体である.セルメンブランコンプレックス、略してCMCともいう.β層は脂質からなる層で、δ層はシスチンを含まないタンパク質と糖または糖タンパク質からなるといわれている.キューティクルとキューティクル間、ならびに毛皮質内細胞間の接着に寄与し、さらに毛皮質内の水分やタンパク質が溶出したり、逆に外部から水分ならびにパーマ剤、ヘアカラー剤などの薬液が毛髪内部の毛皮質に浸透し作用するための通り道になっているといわれている.

日本化粧品技術者会 参照

ざっくりいえば「なんか色々混ざってる脂質」くらいに思ってもらえればいいと思います。

例えばお米を炊き上げた時に、お米同士が密着しててネバっとしますよね?

そのネバってるのがCMCで、乾燥するとパサパサしてお米バラバラになりますよね?

これに非常に似てて、つまりCMCがないと髪がパサつくのです。

なので乾燥してる人にはCMCは必要かと思います。


まとめ

髪の毛に本当に必要なものを補充してあげる。

これが一番いいトリートメントです。

信頼できる美容師さんに「自分には何があっているのか?」を聞いてみましょう。

関連記事はこちら

参考までにこちらも読んでいただけるといいかと思います。

意味のないトリートメントはやらない!

必要なものだけ取る!サプリと同じですね!

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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