縮毛矯正でペタンとしたくない！ボリュームを残したままふんわり癖を伸ばすナチュラルストレート！

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

縮毛矯正をかける人は、もちろん皆さん「くせ毛」に悩んでる方だと思います。

癖の強さが大なり小なり違いはあれど、基本的にはうねりが気になるはず。

癖による「広がり」を抑て扱いやすくしたり、頭を小さく見せたり。

この広がりは言い方を変えればボリュームなわけです。

縮毛矯正はそんな癖によるボリュームを抑えるためにあるのですが

中にはこのボリュームを抑えたくない人もいるわけです。

それが「細毛・軟毛」の人。

細毛・軟毛さんは髪のボリュームを無くしてしまうと本当にペタンとしてしまい

デザインを作る上で必要なボリュームが出せないのと

どうしても貧相に見えてしまいがちです。

癖はあるのにボリュームは残したい。

でも縮毛矯正をかけると癖は伸びてもボリュームがなくなってしまう。

そのせいで結局は縮毛矯正を諦める方も少なくありません。

どうにかしてボリュームを殺さずに癖を伸ばす方法はないのか？

そんなお悩みにお応えできることはできないかと模索した結果

僕がたどり着いたナチュラルなストレート。

それがブロー矯正になります。

ボリュームを残す縮毛矯正「ブロー矯正」はどんな技術？

元はくせ毛のショートスタイルを、シルエットを壊さずボリューム感を残すために

行き着いたやり方がブロー矯正でした。

そのブロー矯正が、細毛・軟毛さんの縮毛矯正のデメリットにお応えできるのではないか？と

たどり着いたのがきっかけです。

もちろんデメリットもあるし、ロングの人にはもしかしたら向かない人もいます。

実際ブロー矯正とはどんな技術なのか、その特徴について解説してみましょう。

髪の断面が違う

一般的な縮毛矯正の場合、アイロンによるプレスで髪の毛は円形から楕円形になりやすくなります。

この楕円形になった髪の毛は円形の状態よりも髪の毛の広がりは収まります。

収納で例えるなら物を重ねていく際に円よりも楕円の方がかさばらないわけですね。

ただ本来は潰し過ぎてもいけないので、なるべくプレスする力は加えずに

熱で髪を蒸らすように熱入れをするのが上手なアイロンワークだと思います。

更には髪の毛の中にしっかりと色々詰め込んでからプレスをすることで潰れずらくするのも大事です。

ブロー矯正の場合、アイロンによるプレスのような圧をかけることがありません。

その為髪の毛が円形のまま癖を伸ばすことが可能になるのです。

髪に当てる熱量が違う

髪に加える熱量にも大きな違いがあります。

通常のアイロンの場合主に180℃設定で縮毛矯正をかけていきます。

これはこのくらいの高温でないとタンパク質が結晶化できず

癖の伸びが甘かったり髪に艶が出ないからです。

そのため通常の縮毛矯正は180℃でピシッとアイロンすることで

ツルッとした質感のストレートへアに変異できます。

ではブロー矯正の場合ですが、アイロンの熱量よりもドライヤーの熱量は圧倒的に低いです。

そのためタンパク質の変性が甘く、アイロンほどのクセの伸びや艶感はありません。

なので髪の毛が太い方や癖が強い方に向かない施術とも言えます。

ですがあくまでボリュームを無くしたくない人のための縮毛矯正なので

あえてそのくらいナチュラルさでいいと僕は思っています＾＾

向いているのは細毛・軟毛さん

縮毛矯正一つとっても技術のやり方で全然違うアプローチが可能になります。

どれが正解はなく、その人に合った理想像になれればそれでOK。

しっかり艶を出してピシッと伸ばした人。

フワッと軽い印象のストレートのしたい人。

髪の状態やスタイルに合わせた縮毛矯正をたくさんの人に提案できるように

これからも研鑽していきたいと思います＾＾

では。

※ブロー矯正はショート〜ミディアムの長さがベストです。軟毛・細毛さんに向いています。それ以外の方は通常の縮毛矯正をお勧めいたします。

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