カラーとパーマは一緒にできるのか?そんな疑問に現役美容師がお答えします!

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

みなさんはパーマはお好きですか?

僕は主に縮毛矯正が得意な美容師ですが、もちろんパーマも大好きです!

ボリュームが欲しい方や、動きが欲しい方にはやはりパーマは有効的な技術ですよね^^

今回はそんなパーマに関して、お客様からたまにこんな質問をされます。

パーマとカラーは同時にできますか?」という疑問。

実際はどうなのでしょうか?

という事でパーマとカラーは一緒にできるのか!両者の関係性について解説していきます。


パーマはそもそもなんでかかるのか?

パーマがかかる理屈は、実はストレートパーマと同じだったりします

今でこそパーマとストレートはメニューとしては別々ですが

本来はパーマネント=永久・不変という意味からきており

パーマネントウェーブ・ストレートパーマは半永久的な髪の整形と言っても良いかと思います。

まずプロセスとして、パーマはストパーと同じで髪のSS結合を切るところから始まります。

髪の形を形成しているこのSS結合は、「還元剤」と言うもので切ります。

アルカリ性・弱酸性など縮毛矯正と同じく

髪のダメージ具合などで薬の強さを調整するところもストパーと同じです。

要は髪を曲げるのも真っ直ぐにするのも理屈は同じと言うことです。

切ったSS結合はそのままでは形を保てないので

2剤である酸化剤をつけて「再結合」しなければいけません。

これで時間を置けばパーマは完成です。

ストパーと全くプロセスは同じ。

ここで、もし熱を加える工程を入れるとそれが「デジタルパーマ」であり

縮毛矯正と同じプロセスになります。


カラーとパーマの相性はいいのか?悪いのか?

肝心なのはここから。

カラーとパーマの関係性について。

結論から言えば一緒にやらない方が髪に負担はありません

髪の毛の中にパーマのお薬が残っている状態でカラーをすることは

髪の毛に無理に負担をかけます。

なのでお勧めはしませんが、できないわけではありません。

肝心なのはカラー剤に含まれる「アルカリ」をいかに抑えるかが大事。

髪の毛の色素を破壊して色を入れるカラーのプロセスにアルカリは必要不可欠ですが

このアルカリが髪に負担をかけてしまうのです。

ではどうするか?

アルカリ量をコントロールし、低い濃度でカラー施術すること。

これで少しでも髪の負担を抑えることはできます。

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こちらの記事でも述べていますが、やらないに越したことはないので悪しからず。

で、カラーはやるとしたらパーマの後にやります。

そうしないとカラーが抜けてしまうからです。


カラーとパーマを同時にしたらこうなります

では実際にカラーとパーマを同時にやったらどうなるのか?

上記でも記載しておりますが低アルカリでカラーしての状態です。

こんな感じです。

どうでしょうか?思ったより傷んでるようには見えないかもですね。

問題はカラーをするとパーマが若干「よれる」ことです。

つまりちょっと弱くなるイメージ。なるべくそこも見越してパーマをかけてあげるといいと思います。

実はちゃっかりインナーカラー。

パーマでもカラーやブリーチの同時施術は可能です。

ただダメージもあるから「ケラチン」とかその辺の栄養成分も入れてやってます。

大事なことは痛ませないこと。特にパーマは「絶対に広がる」技術です。

どれだけパサつかせないかを考えてやって行きたいものです。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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