髪質改善の危険性・なんでもいいわけじゃないから注意が必要

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

自分は髪質改善や縮毛矯正を得意としている美容師なのですが

たまに聞かれる「髪質改善っていいんですか?」という質問について

僕なりの見解をお答えさせいただきたいと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。


よく聞く髪質改善は大体は酸熱トリートメント

まずそもそも、髪質改善=髪が良くなる。

というわけじゃないんです。

はっきり言ってしまえば「効く人には効く」施術です。

髪質改善は主に「酸熱トリートメント」を指します。

過去の記事ですが参考までに↓

参考記事はこちら

架橋作用というダメージの穴ぼこを埋めてくれる成分を

酸性域で利かすことで髪の毛を引き締めてくれる効果があるもの。

水分と置き換えるために最後にアイロンで脱水処理をして定着を促します。

これが主な酸熱トリートメントです。


酸熱トリートメントが効かない髪の人は

では髪質改善が効かない人はどんな人なのかというと

健康な髪の人」です。

傷んでないのでダメージホールが空いておらず

成分が入り込む余地もなく、かえって軋んでしまいます。

なので健康毛の人は髪質改善はやらなくて大丈夫です。

髪質改善が効く人はダメージがある髪・またはエイジング毛の方に

向いているメニューだとご理解ください。

アルカリに傾いてしまった髪の毛や、

エイジングで歪んでしまった髪に効果的なトリートメントです。


髪質改善の危険性について

では傷んでいるならいいのか?

というとそういうわけじゃないんです。

ここからが落とし穴。

酸熱成分って「栄養じゃない」んです。

タンパク質とか脂質とかそういう類じゃない。

あくまで隙間を埋めるセメント剤だと思ってください。

そのセメントを固めるために髪の毛に高温のアイロンを当てて

水分を抜いていく行為が果たして髪にいいのか?という点です。

結論から言いますとやりすぎNG。

やればやるほど髪が良くなるははっきり言ってないです。

要は「この髪はこうで、こうしたいから、ここで効かせよう」とか

美容師さんが仕上がり目標を明確に持っているかいないかが大事で

何でもかんでも酸熱やればいいというものではないということです。

アルカリで軟化膨潤して栄養が入りやすい髪にタンパク質や脂質を入れて

最後に引き締めてあげるために酸熱成分で収斂させて使うとか

美容師さんがちゃんと判断できているかが大事なのだと思います。


髪質改善は美容師さんの腕次第

普通のシステムトリートメントや栄養成分メインのトリートメントは

傷む要素は無いしミスっても

重たくなるくらい(シャンプーすればいい)だからいいけど

酸熱系はアイロンの熱ダメージや酸による過収斂で

髪の毛がゴワゴワになる危険性があります。

髪質改善=良いのでは無いので気をつけて。

施術する美容師さんの「髪質改善」の認識がどうかで

割と仕上がりに影響が出ますのご注意ください。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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