カラーシャンプーって髪に悪いの？現役美容師が解説！

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

みなさんはカラーシャンプーをご存知でしょうか？

白髪が多い方やブリーチ毛の方に愛用されていますね。

カラーシャンプーは髪の毛に色を入れてくれるわけですが

そもそも色を入れるて髪は大丈夫なのか？

なんで色が染まるのか？

考えたことはありませんか？

今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。

そもそもカラーシャンプーはなぜ染まるのか？

カラーシャンプーはシャンプーなのになぜ染まるのか？

普通ならシャンプーしたら色落ちますよね？

でも染まる。不思議ですね。

その理由がこちら。

カラーシャンプーとは、通常のシャンプーに髪を染める色素を含んだシャンプーです。髪の毛に色素を補充し、ヘアカラー後の髪色キープや髪色のコントロールをすることができます。いつものシャンプーをカラーシャンプーに変えるだけで思い通りの髪色に近づけます。

ヘアカラーとは違う塩基性染料という染料で髪に色を付けていくため、髪へのダメージがなく髪をケアしながら色を入れることができます。また、カラーシャンプーの特徴として髪を明るくすることはできません。

hoyu オフィシャルサイトより抜粋

こちら美容メーカーで有名なホーユー様から抜粋いたしましたが

塩基性染料というものが含まれているわけですね。

塩基性染料って何？て思う方も多いはずですが

「マニックパニック」ってカラー剤聞いたことないですか？

https://www.manicpanic.jp ←こちらのカラー剤。

ドンキホーテとかでも売ってるカラー剤で

塩基性カラーを一躍有名にしたカラー剤とも言えます。

このカラー剤の特徴は

「アルカリを使ってない」ということ。つまり痛まないのです。

逆に言えば「明るい髪にしか染まらない」カラー剤です。

なのでカラーシャンプーを使ったとして、地毛の人には全く意味がありません！

理由はこちらをご覧ください。

カラーシャンプーは使って安全なのか？

ではそんなカラーシャンプーですが、実際に使って髪に安全なのか？というところ。

確かに上記でも言ってるように「カラーによるダメージは無い」のですが

使うことで起きる弊害があるとしたらそれは色に関してです。

塩基性カラーは髪の表面にくっつくイメージなのですが

髪にくっついた色素がアルカリカラーで染める時に邪魔になる可能性があります。

例えばピンクのカラーシャンプーを使っていて

当日入れる色がアッシュだった場合、

染める前の髪色は赤味に振られているので、青味のアッシュが発色しずらいということ。

なので髪色を変えたいと思ったらカラーを染める

2週間前から使うことを控えた方がいいでしょう。

カラーシャンプーは使い方が少し複雑

最後に実際の使い方について少し解説していきたいと思います。

使い方はシャンプーなので普通に洗ってもらって

気持ち2〜3分ほど時間を置いてもらえればいいのですが

それだけだと染まりが甘かったりします。

それは髪の毛が濡れているため塩基性染料が薄まるからです。

シャンプーなので泡立つとフォーム状になるわけですが

それは結果的に染料を薄めた結果になります。

ではどうしたら色がしっかり入るのか？

これ裏技なのですが

髪の毛の水分をタオルでしっかり取ることです。

面倒臭いですけどね。確実に変わります。

髪の毛がビシャビシャのままシャンプーするのはそもそも間違っていまして

なるべく水分をとってあげるからシャンプーってきめ細かい泡が立ちます。

ですがカラーシャンプーはもっと水分がいらない、というか邪魔なので

タオルでもっとしっかり水分を取ることで泡立ちが悪くなります。

だから色が入ります。薄まらないので。

それでもシャンプーとしての効果はありますので安心してください。

カラーシャンプーは美容師さんに相談して使おう

いかがだったでしょうか？

カラーシャンプーについて知らなかったけど使っていた方も多いはず。

髪のダメージに対しては安全ですが次回のカラーに支障をきたす可能性があるのがカラーシャンプー。

なので使う場合はやはり担当美容師さんの相談して今後の計画をたてた上で使うのがベスト！

今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

では。

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