洗い流さないトリートメントを選ぶときに迷わないための知識・オイルとミルクの違いはなんだろう？

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

洗い流さないトリートメントが市場に出始めたのは割と近年の話です。

それまでは普通にシャンプートリートメントのみでヘアケアしていたのですが

普段のアイロンワークやカラー・矯正などによる複雑化してくるダメージに対応するために

乾かす前につける流さないトリートメントは誕生したと言われています。

今では日常的に使われている洗い流さないトリートメントは

お風呂の外で使うため「アウトバストリートメント」と言い

メーカーによっていろんな成分のものが発売されています。

このアウトバストリートメントは大きく分けると

オイルタイプとミルクタイプの2つに分類されますが

自分の髪質にはどちらが合うのか？と良く質問されます。

なので今回はこの2つの種類の違いについて簡単にご説明していきたいと思います。

洗い流さないトリートメントの種類は2つ

洗い流さないトリートメントは「オイル」と「ミルク」の主に2つに分類されます。

ここで間違ってはいけないのが「スタイリングオイル」や「スタイリングフォーム」など

一見すると同じ物に見えてしまう商品がありますが全くの別物なのでご注意を。

この違いをまとめた記事もありますのでご興味ありましたらご覧ください。

洗い流さないトリートメントとスタイリングオイルの違い！実は勘違いしてるかも？

みなさんは、洗い流さないトリートメントとスタイリングオイルという2種類があるのはご存知でしょうか？実はどっちか分からず使っている方も多いのが現状です。この2つのオイルは見た目は同じでも中身は全く違うものになっています。間違って使うと髪の毛に悪影響も出しかねないのがこのオイル。この２つのオイルの違いと危険性を髪質改善美容師が説明していきたいと思います。

tamiogram.com

2023.10.01

では早速、２つの種類について解説していきます。

【オイルタイプ・トリートメント】

成分と質感:

• シリコーンをベースに熱耐性のある成分などで作っています。
• 質感は滑らかで少しオイリーに感じます。

効果:

• 髪にツヤを与え、輝きを増します。
• 髪の表面をコーティングし、乾燥やダメージから保護します。
• 髪のパサつきを抑え、しっとりとした質感を保ちます。
• 静電気を防ぎ、髪のまとまりを良くします。

使用方法:

• 少量を手に取って、特に毛先を中心に髪全体に均等に塗布します。
• ドライヤーやスタイリング前に使用することで、熱から髪を守ります。

適している髪質:

• 乾燥してパサつきが気になる髪
• 引っかかりやすい髪
• ボリュームを抑えたい髪
• 太め・硬毛の髪

【ミルクタイプ・トリートメント】

成分と質感:

• 水分と油分をバランスよく含んだ乳液状のトリートメント。
• 質感は軽く、クリーミーでオイルほどベタつきません。

効果:

• 髪に潤いを与え、柔らかく仕上げます。
• 軽い保湿効果と共に、髪のボリュームを保ちます。
• 髪の絡まりやもつれを防ぎます。
• 髪の表面を滑らかにし、手触りを良くします。

使用方法:

• 適量を手に取り、タオルドライ後の髪に均等に塗布します。
• ドライヤーやスタイリング前に使用することで、熱から髪を守ります。
• 軽い使用感なので、髪全体に使いやすいです。

適している髪質:

• 細め・軟毛の髪
• ボリュームを保ちたい髪
• ベタつきを避けたい場合
• 癖が少ない髪

ざっくりですがこんな違いがあります。

あくまで一例ですので絶対ではありませんが。

しっとりと重い質感＝オイル・サラサラで軽い質感＝ミルク

こんなイメージで考えていただければいいかと思います。

オイルとミルクの大きな違いは「質感」

オイルとミルクはどちらも熱から髪を守ったり

摩擦を軽減してくれる効果はあるので髪に良いのはどっち？ということはありません。

ですが髪質に合わせてどっちが向いているか？で考えるなら

髪が「太いか細いか」「硬いか柔らかいか」で違ってきます。

これはあくまで僕の感じ方ではありますが

硬くて太い髪にはオイルが柔らかくて細い髪にはミルクが相性がいいと思います。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

では。

最新記事はこちら