安い縮毛矯正は危険？どんなリスクが考えられるかを柏の美容師が解説

千葉県柏市でくせ毛さんに特化した美容師「TAMIO」こと奥田です。

よく某予約サイトで見かけますが

「縮毛矯正¥9,990」とか1万円を下回る金額のお店がありますよね。

ちなみに僕の場合、縮毛矯正はカット・トリートメント込みで¥25,990で施術しています。

これはマンツーマンで施術し、更に知識とスキルがある上での金額が

これくらいであるというお客さまへの「信頼と安心とアフターフォロー」の値段設定です。

そんな僕でも、昔は同じように低価格帯での施術をしておりました。

矯正がカット・トリートメント込みでも¥15,000くらいです。

果たしてこの金額差はいったいなんなのか気になりますよね？

自分自身の低価格での経験を踏まえて、

その理由と危険性について今日は解説していきたいと思います。

皆さんの参考になれば幸いです＾＾

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安い縮毛矯正の特徴

まずは安い縮毛矯正の特徴について一度考えられる理由をリストアップしてみると。

1. お薬が安い
2. 施術時間が早い
3. アシスタントがいるお店
4. キャリアが短い

僕の経験から察するに大体この辺りになってくるかと思います。

ではその理由を一つずつ紐解いていきましょう。

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理由１・お薬が安い

実際、高いからいいとか安いから悪いとかそういうものではないと僕自身は思っています。

しかし確かに高い薬剤は誰でも安心して使えるように調整はされているものが多く

その分どうしてもコストがかかってしまうことがあるでしょう。

その点を踏まえると安いお薬を使っている＝コスト抑えているケースが考えられ

その分、スキルがない美容師が使うことで髪への負担や危険性が高まる事があると考えられます。

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理由２・施術時間が短い

矯正はその特性上どうしても時間がかかってしまうメニューです。

僕はマンツーマンで施術して平均で4時間かかります。

仮に4時間で¥10,000で施術した場合

時間に直すと1時間¥2,500とカットよりも安くなってしまいます。

そのため時間を短く設定しなるべく利益を出そうと考えるお店は多いはずです。

ですがその分施術に対しての手抜きが考えられ

丁寧な仕上がりにはなりにくい可能性があります。

例えば薬剤を強く設定し、アイロンも力任せにプレスするようなケースですね。

これはただ伸ばせばいいという考え方であれば間違ってないかもですが

自然なダメージのない仕上がりにはなりにくいでしょう。

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理由３・アシスタントがいるお店

お手伝いをしてくれるスタッフがいる場合、施術時間は圧倒的に変わります。

そのため、前述した1時間あたりの利益が担保されやすく

またスタイリストがお客様を掛け持ちできるため

短い時間で安く提供できる形が成立しますが

その分技術にムラが出ること確かです。

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理由４・キャリアが短い

これは主にジュニアスタイリストなど、デビューしたての美容師さんに多いですが

技術がまだまだ未熟なため、そもそもの縮毛矯正の設定金額が安いケースです。

これに関して言えば技術力＝金額が成立しますから

お客様自身が理解した上で施術される分には問題ないとは思います。

ですが言わずもがな未熟な施術にはなりますからリスクはあります。

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安い縮毛矯正のリスクについて

安い縮毛矯正の理由についてご理解していただけたでしょうか？

では今度はそこから考えられるリスクについて深く考えていきましょう。

1. お薬が安い
2. 施術時間が早い
3. アシスタントがいるお店
4. キャリアが短い

同じようにこの4つをベースにお話ししていきます。

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リスク1・お薬が安い

安い薬はシンプルな作りになっています。強いか弱いかこの2つ。

細分化されたラインナップではないケースが多いです。

上手な矯正師さんであればこれでも問題はないでしょうが

やはり髪の状態に合わせた処方ができると「リスク回避」になるのは確実です。

もし髪の体力が50％だったとして80％の強い薬と20％の弱い薬の2つしかないパターンと

10・20・30・40〜と細分化されてる方がやりやすいよねって話です。

更に言えば髪は細いか・太いか、癖が強いか・弱いか、ダメージはどうか等

考え出すキリがないほど髪の状態は個々に違ってきます。

シンプルに強弱だけで施術するのはリスクが大きいという事です。

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リスク２・施術時間が短い

施術時間が短い場合、髪の癖を断ち切る「還元」が不十分の可能性があります。

これは髪の状態によって速さは違いますが平均的に30分ほどお時間を置く必要は出てきます。

その時間を短縮するために、少し無理をした薬剤選定で施術した場合

還元が不十分で、かつ髪への負担も大きくなる可能性があります。

癖は伸びてないのに傷んでしまったというケースです。

また、もう一つがアイロンワークです。

アイロンワークはもちろん早いに越したことはないですが

これも無理に髪を厚くとって施術したりすると

熱の伝わり方にムラが生じて癖が伸びない可能性が出てきます。

また力任せにアイロンでプレスした場合、確かに癖は伸びるかもしれませんが

仕上がりはピーンと針金のような硬く・不自然な仕上がりになってしまうでしょう。

早ければいいというものではないと考えます。

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リスク３・アシスタントがいるお店

これが一番怖いと思います。

スタイリストがマンツーマンでやる場合、その技術力にはムラが出ませんが

アシと一緒に、またはアシ任せの場合

確実にムラができることは言うまでもありません。

これは薬剤の塗布量が違ったり、アイロンの入れ方が違ったりと様々ですが

結局は最初から最後まで一人で担当した仕上がりには敵わないと思います。

もちろんかなり叩き込まれたアシさんなら問題ないかもしれませんが

そこまで育てるのは簡単ではありませんから難しいところです。

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リスク４・キャリアが短い

これも分かることですがキャリアが短ければその分リスクは高いでしょう。

失敗は成功の元という言葉通り

キャリアのある人は沢山失敗してきてます。

だからこそ成功に導くための道筋が見えていますし

仮に危ない状況でも冷静に対応することが可能になります。

縮毛矯正の失敗はかかっていないことではなく、かかりすぎることです。

キャリアのある人が沢山の失敗を重ねた上で

やり直しが効かない状況になってしまうリスク回避がうまくできるからこそ

上手な美容師なのだと思います。

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上手な美容師さんの選び方

ここまで解説してきた内容はご理解いただけたでしょうか？

高ければ上手いというわけではありませんが

安い美容室の考えられるリスクはやはりどうしても拭えません。

縮毛矯正で失敗したくない人は年数が10年以上の美容師さんに任せるとまだ安心かもしれません。

今はSNSで仕上がりが見える時代ですからその辺も踏まえて探されるといいでしょう。

千葉県柏市でお探しの方がいらっしゃいましたら

ぜひ一度僕にご相談ください。

では。

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