酸性ストレートで強い癖のあるダメージ毛を伸ばしてみたら

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^

この記事ではお客さまの実際の施術例を発信していくリアルサロンワークなブログです♪

皆様の今後の参考になれれば幸いです!

今回はかなり参考になるんじゃないかな?と思ってます。


毛先にダメージのある縮毛に酸ストをかけた

今回のケースは過去に施術したお客様の記録になります^^

お客様データ》…before

髪の太さ★★★☆☆
癖の強さ★★★★★
ダメージ★★★★☆
難易度★★★★☆
※ダメージが激しい

みて分かる通りですが、かなり広がります。

癖もさることながら毛先のダメージが強くあります。

これはカラーのダメージと、アイロンの熱ダメージによるもの。

癖を伸ばしたいけど、ダメージも気になる。

この撮影時、世の中では酸性ストレートが流行っていまして

酸性ストレートはダメージ毛に有効的だときいていた当時の僕は

酸性ストレートでアルカリを使わない施術をしてみました^^


酸ストの仕上がりは

さてさてどんな仕上がりになっているのでしょうか?!

お客様データ》…after

髪の艶感★★☆☆☆
癖の収まり★★★☆☆
ダメージ★★★☆☆
持続期間4ヶ月

どうでしょうか?

少し広がりが収まってはいますが、癖が完全に伸びきっている感じではありませんね。

酸性ストレートの場合、アルカリ膨潤がないため薬の効果(SS結合を外す還元作用)が弱く

今回の癖のように強いウェーブだと薬による癖が伸びずらい傾向にあります。

また酸性ストレートの場合、髪の毛に水分を残すように乾かしてから

アイロンを入れる必要があるのですが

その時の水分調整が難しく、乾く過ぎてしまうとこれまた癖が伸びずらいわけです。

酸ストはダメージ毛に有効だとよく言いますが、癖が強い場合はやはり

アルカリ矯正でアルカリ膨潤させながら優しくかけてあげるべきですね。


酸性がいいというわけはなく髪に合わせた薬剤選定が大事

ということで今回は癖とダメージが強い髪に酸性ストレートをメインでやってみたケース。

結果としては癖の伸びが甘かったわけですが

反省点としてはアルカリでちゃんと矯正するべきだったこと。

今でも酸性ストレートが流行っているわけですが必ずしも良いという訳ではなく

髪の状態に合わせた薬剤選定が一番大事だということ。

当時の僕はまだまだ勉強不足だったため流行りに流されてしまった訳ですが

今なら確実にもっと綺麗にできる自信があります。

(お客さまには大変申し訳なかったですが、一応喜んではもらえてました。泣)

失敗は成功に繋げなければいけません。

これからも勉強を怠らず、お客様の髪の悩みを解決できるよう努めていきます。

では。

フリーランス美容師・TAMIO

奥田 益舟

(オクダ ヨシノリ)

♦︎GOOD NEIGHBORS柏店♦︎

“千葉県柏市柏3-10-30 第三泉ビル101”

千葉県柏市で“大人女性”の悩みに特化した美容師。

くせ毛で悩む女性の為のメニュー提案

白髪染めを使わないで染めるカラーをメインに

大人女性の髪のお悩みを解決していきます。

♦︎得意な技術♦︎

《ショートカット専用・曲がるラウンドストレート》

《ペタンとならないボリュームを残した縮毛矯正》

《癖毛を活かしたショートカット》

《脱白髪染めエイジングケアカラー》

《どんな癖にも対応した美髪矯正》

TAMIOgramでは髪に対するご質問やご相談は随時承っております。

お気兼ねなくご連絡ください^^

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