白髪染めを使わないで白髪染めをする・脱白髪染めカラー

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

いきなりですが皆さんは白髪は生えてますか？

もし生えているのなら、目立たなくなるように染めたいですよね。

ですが白髪染めを使うと、白髪は染まるけど明るくできないから色を楽しめないし

何よりも髪が痛んで感じやすいから嫌ですよね。

もし、白髪染めを使わないでいいのなら

明るさと色を楽しめてきっと嬉しい気持ちになれると思うのですが、

そんな魔法みたいなカラーが実は可能なんです。

今回は「白髪染めを使わないで染める白髪染め」の記事になります＾＾

ご興味のある方はぜひ最後までご覧ください♪

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白髪染めが染まる仕組み

まずは通常の白髪染めの場合。

白髪（色素はないけど健康な髪）を染める時に、

同時に健康な黒髪（防御力の強い髪）にもアプローチするため

還元力（キューティクルをこじ開け、メラニンを破壊する力）を割と強く設定。

その際、白髪に色を乗せるためとても濃い色素をベースとしています。

そして時間を置くことで酸化反応（色素が酸素に反応して大きくなる）を起こします。

そのため、白髪染めは「白い髪の毛がしっかり染まる」わけです。

ここで注目すべき点はメラニンを破壊する力強いのと色素が濃いということです。

言い換えると痛みやすくて、色が抜けないカラーということ。

そのため白髪染めを繰り返していると髪がパサついたり、暗く沈んでしまうわけです。

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カラーは根本に塗る分にはダメージは少ない

通常のカラーと白髪染めに共通して言えることはオキシドール（過酸化水素）を使うこと。

このオキシドール＝２剤と呼ばれてるものと

絵の具である１剤が化学反応を起こして染まるわけですが

この２剤がキューティクルをこじ開けたり

１剤のアルカリと反応してメラニンを破壊します。

この反応がないと絶対に染まらないのですが、

痛む要因もこの反応にあるので、カラーは絶対をダメージを避けられないのです。

しかし根本付近の髪の毛はそもそも髪が健康な状態なので

例えばリタッチ程度のカラーならさほど髪へのダメージが強いわけではありません。

注意する点は、仮に白髪染めを使ってしまうと染料が濃いわけなので

この先明るくカラーしたい場合には影響が出やすくなるので注意が必要です。

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白髪染めを使わない「エイジングケアカラー」

そして今回紹介するのが白髪染めを使わないで染める白髪染め。

エイジングケアカラーと呼称しておきます。ネーミングは適当です。

髪が染まるメカニズムを応用して白髪染めを使わずに色を染めます。

根本には還元力と染料を調整した「おしゃれ染め」を使い

毛先にはダメージを考慮した弱めカラーを使い分けることで

エイジング毛などの弱った髪でも明るく綺麗に染めていきます。

痛みも少なく、白髪染めではできなかった明るさが可能です。

ただし「白髪染めの履歴がある場合、１度毛先を脱染しなければならない」場合もあるので

その際はブリーチを使用しますが、一度ベースを作ればあとはおしゃれ染めで可能です。

染めるというよりかはぼかす発想に近いですが、染まらないわけではありません。

大事なことは、目立たなくさせること。

そして明るく、おしゃれで、若々しく色を楽しむこと。

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実はこのカラーは白髪の量が多い方が綺麗に染まります。

理由としてはダブルカラーと発想は同じですが

明るい髪が多い方がムラなく綺麗に見えるからです。

注意すべき点は白髪染め履歴がある場合、完璧な状態にするに時間がかかります。

色の指定はありませんが、髪の状態によっては初めはできない色も出てきます。

これは白髪染めの履歴による弊害になりますのでご了承ください。

それでも一度でご満足いただける仕上がりにはなります。

基本的に来店サイクルとして1～２ヶ月をお願いしています。

白髪が伸び過ぎると毛先の色と馴染ずらくなりパフォーマンスが下がるからです。

なのでできる限り２ヶ月以内にはリタッチをすることを推奨しています。

昔と違い今は白髪を明るく楽しめる時代です。

白髪が出てきても悲観せずに、むしろ楽しんでいけるような提案ができるように

これからも努力していきたいです＾＾

ご興味のある方は１度ご相談ください。

では。

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