前髪の縮毛矯正で失敗は何故するのか？柏の現役美容師が解説！

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

皆さんは前髪の癖が気になった事はありますか？

生えグセとは違い、髪の毛にうねりのある癖の場合の話ですが

前髪がうねってしまい、朝アイロンをかけても午後にはうねっていたり

わざわざワイヤレスアイロンを持って行って休憩中に直したり

前髪ってうねるとすごくストレスが溜まりますよね。

そんな時におすすめなのが「前髪の縮毛矯正」です！

一度はされたことがある方も多いのではないでしょうか？

前髪の癖を伸ばすことで、毎日のストレスから解放されると考えると本当に嬉しいですよね＾＾

ですが前髪の縮毛矯正ってかなり難しいんです。

過去には失敗されたことがある人もいるのではないでしょうか？

今回はそんな前髪の縮毛矯正について「なんで失敗するのか」という疑問と

そして僕の失敗しないこだわりも含めて解説していきます！

皆さんのお役に立てれば幸いです＾＾

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前髪の縮毛矯正はなぜ難しいのか

前髪の縮毛矯正がなぜ難しいか。

その理由は大きく分けて4つあります。

1. 産毛は他の毛よりも細いから傷みやすい。
2. シャンプーと洗顔のダブルで洗っているので傷みやすい。
3. 朝にアイロンで整える方が多いので傷みやすい。
4. ドライヤーでしっかりと乾かす時間が長いので傷みやすい。

全てにおいて「傷みやすい」要因が隠されているんです。

では順を追って説明していきます＾＾

産毛は他の毛よりも細いから傷みやすい

顔まわりの毛は主に産毛が占めていますが

この産毛は通常の髪の毛に比べて圧倒的に細く、柔らかい毛です。

そのため薬剤はもちろん、熱や物理的なダメージも受けやすいため

縮毛矯正の場合は薬剤が強かったり、アイロンの温度が高かったりすると

一気にチリつく恐れがあるのです。

シャンプーと洗顔のダブルで洗っているので傷みやすい

顔まわりは皆さん無意識に2回洗ってます。

それが洗顔とシャンプーです。

改めて言われるとハッとしますよね。

髪の毛は体の老廃物であり、死滅細胞という生きていない細胞でできています。

そのため洗い過ぎてしまうと傷んでしまうのです。

ですが意識的に重ならないように洗うのはほぼ不可能でしょう。

特に女性の場合はほぼメイクもしていますから、どうしても2回洗ってしまうのです。

朝にアイロンで整える方が多いので傷みやすい

前髪は一番大事なパーツです。

そのためほとんどの方が前髪には時間をかけているはずです。

特に縮毛矯正を検討されている人は前髪にアイロンを入れるのは

もはやルーティンになっているはずです。

アイロンはどんなに温度を下げたって高温には変わりありません。

毎日高温を当てているタンパク質は次第に脆くなっていきます。

ドライヤーでしっかりと乾かす時間が長いので傷みやすい

仮にアイロンを入れなかったとしても

ドライヤーで前髪を真っ直ぐに下ろそうと乾かすことが多いはず。

その際に長時間の温風で細い前髪は少しずつ傷んでいきます

アイロンほどではないにしろ火傷はしていくはずです。

前髪ひとつとってもこれだけの傷む要素が隠されているんです。

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前髪の縮毛矯正で綺麗に伸ばすコツ

ではそんな傷みやすい前髪をどうやったら失敗しないで縮毛矯正をかけるのか。

もう答えはわかりますね。

つまり優しいお薬を使い、温度はなるべく高温を避けることが失敗しないコツです。

傷みやすく、そして傷んでるはずの顔周りの毛に強いお薬はNGです。

そのため、僕の場合は顔まわりは薬を変えるか、アタックする時間を変えます。

これは髪質や癖の強さで変えます。じっくり時間を置きたいか否かというイメージです。

また温度設定は一般的な美容師さんで通常180℃でアイロンを通しますが

僕は170℃や160℃と温度を下げてアタックします。

これも髪の状態に合わせて判断しますが、前髪に関してはピンと真っ直ぐにしたくないので

癖は伸びてて柔らかい質感を作るための工夫でもあります。

こうすることで前髪への負担を最小限に抑えながら癖をしっかりと伸ばすことが可能になります。

このやり方に変えてから顔まわりで失敗することは無くなりました＾＾

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顔まわりは女性の命、美容師さんがどれだけこだわるか

ここまでの解説で、あくまで顔周りの矯正は「美容師さんの腕にかかってる」という話です。

もちろん美容師さんでも予期せぬことがおこる可能性はあります。

お客様側でかなり髪を傷めていたけど、スタイリングしてて分からなかったとか。

ですがそれも含めて考えた時に、前述したやり方なら失敗する前に気づけるので

あわや大惨事を防ぐことができるはずです。

お客様側でできることはせめて傷んでしまう要因に気を配ることくらいです。

前髪の縮毛矯正だけだから誰でもいいや。と思わずに

前髪が一番大事だからこだわる人にお願いすることが重要だと思います＾＾

この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。

では。

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