似合う髪型ってなんだろう？柏の美容師が教える似合ヘアスタイルにするための法則

こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です＾＾

僕は主に自称カット全般・縮毛矯正・髪質改善を得意にしている美容師です。

さて、皆さんは自分に似合う髪型がなんなのかお分かりになりますか？

そう聞かれると、意外と自分では何が似合うのかわからない人が多いものです。

実際似合う髪型というのは簡単にわかるものではありません。

やはりそこは美容師さんに聞くのが一番だと思います。

ですが実際に「どんな美容師さんなら似合わせてくれるのか」わからないと思います。

なので今回は自分に似合う髪型は何か？

僕が考える似合わせの法則について解説していきたいと思います。

皆さんの美容師さん選びの参考にしていただければ幸いです。

似合うとできるは違う

前提として「似合う髪型と、できる髪型は違う」ということ。

これは何かというとどんなに似合う髪型があっても

「髪質や生え方」が関係してくるということです。

例えば、髪がくせ毛の人でストレートな切っぱなしボブが似合うとしても

カットだけでは髪質を変えることができないわけです。

逆もまた然り。

直毛の人でボリュームのあるスタイルは難しいこともあります。

その点を踏まえた上で、必要な人には「縮毛矯正やパーマ」など髪質を変えるメニューや

「アイロンやコテ」などの癖をつけるスタイリングを必要とする場合があるということです。

しかしできることなら自然な髪のまま似合わせたい人が多いでしょう。

なのでその人の「髪質に合った髪型と、髪質を変えた髪型の2種類」を考えることが

大事なのではないかと考えています。

つまり「現実的な髪型と理想的な髪型」の2種類です。

ただこれらを踏まえるとキリがないほどいろんな条件が出てきますので

今回は髪質等は無視して解説を進めていきます。

前髪について

前提条件を踏まえた上でまず肝心なのは「前髪」です。

ここが一番印象を変えます。

まずは前髪が有りか無しか。

前髪は眉に近いほど「かわいい」印象になります。

眉より長くなればなるほど「かっこいい・綺麗」な印象になります。

眉より短ければ「個性的」な印象になります。

また前髪が厚いか、薄いかも印象を変えます。

前髪が厚いほど「重く・知的・内向的」な印象に。

薄いほど「軽く・活発的・外交的」な印象になりやすい。

その上で前髪の幅が「広いか・狭いか」が変わってきます。

広ければ重くなりやすいし、狭ければ薄くなります。

これらの印象操作は実際には

その人のおでこの広さや、生え際の癖によって

できる・できないが分かれてきます。

お客様の目元の印象と、髪の状態を踏まえて

一番適した前髪を提案できるかどうかが大事です。

前髪が似合う人の条件って一体なんだろう？

あなたは前髪が似合う人ですか？それとも似合わない人ですか？意外と自分だとわからないものですよね？絶対とは言えませんがそれでもやはり条件はあります。そのもっとな要因は...◯◯の広さになります。自分に前髪が似合うのかどうか、この記事が参考になれれば幸いです。千葉県柏市の髪質改善・縮毛矯正美容師が解説。

tamiogram.com

2023.08.22

顔まわりについて

次に顔のパーツに合わせた「顔まわり」の設定です。

目が離れている人は顔まわりに「余白を作る」と似合いやすく

目が近い人は顔まわりの「余白を埋める」状態が似合いやすいと考えます。

レイヤーを入れて余白を埋めるのか、逆に出すのか。

前髪を広くとって余白を作ったり、逆に狭くとって埋めたり

方法論はいろいろありますが、基本的には目のバランスに合わせた顔まわりの設定が必要です。

ただここに関していうと「メイク」で印象を変えられるということもあり

絶対にそうであるという訳ではないです。

むしろ普段のメイクの印象に合わせて顔まわりの印象は合わせるべきでしょう。

輪郭について

輪郭は「レイヤーとレングス」が肝心になってきます。ちなみにレングスとは長さのことです。

「エラが張っている・顔が丸い人＝横幅が広い人」は

あまりレングスが短いスタイルだと顔が大きい印象になってしまいます。

逆に「逆三角・丸顔＝縦長の顔だち」の人は

レイヤーがなく、レングスが長いと面長の印象をより強調してしまいます。

なので、横幅が広い方は顎ラインよりも下にレングス・レイヤーがある髪型との相性が良く

縦長の人は顎ラインよりも上にレングス・レイヤーがあると相性が良いと考えます。

しかしこれも絶対ではありません。

前述した前髪や目の位置の関係と踏まえて、

一番最適な形は変わってきてしまうからです。

なのであくまで参考までに。

頭の骨格について

最後に頭の骨格に合わせたレイヤーとレングスの関係性です。

美容師さんはよく「ハチが張っている」と言いますが

ここでは分かりやすく「頭が四角いかどうか」と定義します。

頭が四角い場合、レイヤーがないスタイルだとより四角く見えます。

これは角が張っているからというよりも

「トップにボリュームがない」のと「くびれがない」からです。

なので四角い骨格さんはレイヤーを入れて

「菱形に見える髪型」にすることがセオリーになってきます。

レングスが短い場合はショートレイヤースタイル。

長い場合はウルフのようなミディアムレイヤーがいいでしょう。

逆に角が張ってない骨格さんは、レイヤーを入れなくても問題はありません。

ただし何度も言うように髪質によっては絶対ではありませんので悪しからず。

おさらい

さてここまで長々と話してきましたが一度整理してみると

前髪
＊眉に近いとかわいい
＊眉より長いとかっこいい・綺麗
＊眉より短いと個性的
＊厚いほど知的・内向的
＊薄いほど活発的・外交的

目の位置
＊目が離れている＝顔まわりの余白を作る
＊目が近い＝顔まわりの余白を埋める

輪郭
＊横幅が広い＝顎ラインより長めのレイヤー・レングスが良い
＊縦長の顔だち＝顎ラインより短めのレイヤー・レングスが良い

頭の骨格
＊四角い＝レイヤースタイルで菱形に見せる
＊それ以外＝レイヤーはなくても良い

※ただし髪質は考慮しないものとする

こんな感じになりますね。

これらのポイントとプラスで髪質を考慮して

お客様に似合う髪型を探し当てることが美容師さんの似合わせになってきます。

必要であれば髪質を変えたりしながら理想的な髪型や、

今の髪質を活かした現実的な髪型にしていくこと。どれも正解だし自由です。

選択肢を縛られていた時は終わり今は自由に選ぶための技術があります。

なので今までの内容は本当に参考までにって感じです。

皆さんに似合う髪型は沢山あります。

むしろ似合わないを探すことが僕たちの仕事なのかもしれませんね。

では。

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